A級チェリストへの道

チェロの上達のちょっとしたスパイスに

バッハ無伴奏に挑戦して思うこと

12月に所属するオケの内部発表会みたいなものでバッハ無伴奏組曲2番からサラバンドとジーグに挑戦する。

 

サラバンド

https://youtu.be/3WxnXerG4cM

・ジーグ

https://youtu.be/mokNC6V2hZM

 

相異なる曲を選んだのは、上達のため。が、どうにも上手く弾けない。目も当てられない感じ。これはヤバい。。

例によって分析。まずサラバンド

 

●右手

・腕だけでボウイングしている。詰まった感じの音。背中から、いやケツからボウイングをするんだ。

・小指の働きがイマイチで圧力をコントロールしきれていない。根元で音が潰れ気味。

・肘が下がり気味。上記ケツからボウイングで解消される。

 

●左手

・ぶら下がってないから保たない。つい癖で握りがち。

・低音弦の肘の位置が低い。だから握る。握るから疲れるし、音程がボヤける。

 

●テンポ

メトロノーム必須。テンポ感死にやすい。インテンポに近くないと、聴いていてダルい。

 

●他

・和声感を保つのが難しい。まず和声付け。次にベース音だけでも頭の中で鳴らす。自信なし。

 

 

次にジーグ。

●右手

・三音スラー+三音マルカートの六連符処理が全て。できない。

・腕に頼るとムリ。人差指と小指を連動させて、引っ掛けを生み出す。ここでも小指の働きか。

・肘の位置。弦移動がめまぐるしいので、うっかりすると手首の先だけの移動になる。音が軽くなる。

 

●左手

・ぶら下がり命。握ってるヒマはない。

・肘の位置。やはり弦移動が激しいので肘の高さ移動がおろそかに。ぶら下がりできない原因に繋がる。

 

●テンポ

・三拍子の基本に忠実に。三拍目のアウフタクト感いのち。

 

・二拍目が死にやすい。メトロノーム二拍鳴らし練もした方がよい。

 

 

こんなもんか。多分これらを克服したところが始まりなんだろう。急がねば。